★ 音を出したままヘッドフォンを抜き差ししないでください。
一昔前のオーディオ全盛時代には接続ケーブルやレコードプレーヤーに針を下ろす場合はボリュームを下げる事は常識でした。これをせずに高額なスピーカーを壊す事がよくありました。
ヘッドフォンはスピーカーより敏感ですので、必ず音量を0に絞ってから操作をしてください。
時々ヘッドフォンのボイスコイルが飛び出してしまう故障があります。修理不能で新品交換になってしまいますので、注意をお願いいたします。
《標準トレーニング用ヘッドフォン》
聴覚システムには専用のヘッドフォンを付属させています。
システムで加工した音楽は、特定の音響特性を必要とすることから、安定した特性が必要でした。(加工した音楽をヘッドフォンの特製に音質を合わせていると言ってもよいでしょう)システムを開発した初期では性能の良いヘッドフォンを選定しては加工方法をヘッドフォンに合わせて制作していましたが、目まぐるしいデザインの変更に始まり、特性も音の流行に合わせてどんどん変わってしまい、折角のシステムの音響特性が数年で合わなくなってしまいます。
これでは手間がかかるばかりではなく安定した供給が不可能になります。
流行に左右されない専用の特製のヘッドフォンを手に入れる必要がありました。
そこでメーカーと数年の交渉と開発期間を経て、辿り着いたのが現在のヘッドフォンです。これは純国産を約束したもので、巷の商品に添付されている安物のイヤフォンやヘッドフォンとは桁違いの超高級品です。
オーディオが好きな方でヘッドフォンをお持ちの方でもなかなかここまでの性能のものを持っている方は少ないと思います。勿論世の中には50万円を越える製品もあるようですが…。
ですので、どのような良いヘッドフォンをお持ちであろうと、特製が合わなければトレーニング効果を出すことができません。
この特製ヘッドフォンで一般の音楽を聴くことは差し支えありませんが、トレーニングには必ず添付のヘッドフォンを使って頂く必要があります。
またこの特製を得るためにイヤーパッドを柔らかくしてありますが、このイヤーパッドが弱いのが難点です。大勢でトレーニングを懸命にやって頂く方では半年くらいで皮が剥けてしまうことがあります。
またお子さんが使われる場合はヘッドフォンのコードを足に引っかけて断線を、また踏んづけてしまう場合も起こります。
どのような故障でも必ず修理ができますので、諦めずにご相談ください。
まずトレーニングをして頂く事が目的ですので、ヘッドフォンが伝聴研のものであることが確認できさえすれば修理、もしくは修理不能の場合は新品を格安で交換しています。
このヘッドフォンは単品販売をしておりませんが、もう一本必要な方は‘みゅ〜ずBOX’、もしくは《ウルトラ》ヘッドフォンをお求めください。
会員様のみご提供 会員登録して頂いている方の割引きがあります。
総称して「ハイスペックヘッドフォン」とも呼んでいます。
専用のヘッドフォンが日の目をみたことから、市販のBOX製品を開発しました。
その頃お付き合いがあった音響関係者から変わった仕事をしているオーディオ屋さんがあると聞いて、尋ねていきました。彼の名前は安藤征洋氏。諏訪に店を構えている。
二年目の事ですが、「イタズラで作ったの、これ解る」と、その装置で音楽を流してくれました。その音は音場を一変させたように聴こえました。
「エー!何これ」
「イタズラよ、イタズラ!」
その夏再び訪れると「実験装置を作るから飯でも食って来て」と…。
帰ってみると小学校でやる理科の実験装置並な、幼稚な装置を用意してくれていました。
「つまり原理はコレ」「もっと簡単にするとコレ」「さらに幼稚にするとコレ」と音を出しているとその一番幼稚なものですら音が変わったのには当の本人も驚いている様子。
その装置とはオーディオではタブーとされている方法で、極めて単純。
これに感激した私はコレ行けるかもと直感しました。それはエジソン以来、現代まで、世界でいったい何人がラジオを組み立てて来たことでしょうか。配線の失敗で一度や二度、この現象に出会っていたはずなのです。それを全世界の誰もが気づかないできた、そのことの大きさに驚いた訳です。その後、数年かかってこの方法の特許を共同で出願。
しかしこのハイスペックヘッドフォンの音を解る音響技術者、オーディオマニアは少なく、なかなか日の目は見ません。それは彼らは彼らの特定の耳を持ってしまうからです。
しかし音響製品を知らない女性の多くはこの違いに驚き、また聴覚トレーニングをした方では全員、この音質の違いに歓声を上げるほどです。その音とは音の拡がりと音の粒が聴こえ、まるで演奏者の目の前で音楽を聴いているよう。自然の中に放り込まれたような自然音が実現するからです。
つまり、この装置から微細な超音波発生させるようで、その超音波が音楽に加味されて響きを作り出すと言ったら良いでしょうか。音楽関係の方なら倍音に乗ると言えばお分かり頂けるかも知れません。各音の響きまで再生できます。例えば、コントラバスが弓で弦を擦る音まで聴こえます。
正に一般のCDからハイレゾを実現した、ハイレゾを上回る音質。
このようなヘッドフォンはこの世には存在しませんし、また40万円50万円出してもこのようなものはないでしょう。
またお持ちのトレーニング用のヘッドフォンを《ウルトラ》に改良することができます。
標準品のセットをお買い頂いた方(《ウルトラ》以外の製品)で《ウルトラ》にしたい場合、お手持ちのヘッドフォンを《ウルトラ》に改良することができます。
伝聴研へご連絡の上、お手持ちのヘッドホンを弊社に郵送して下さい。 トレーニングヘッドホン・ハイスペック後付加工費用36,000
※ 加工には、2~3週間のお時間を頂戴しております。
14年よりバージョンアップができるようになりました。
お預かりして二週間くらいかかります。
バージョンアップではイヤーパッドは新しくいたします。
ヘッドフォンについて
伝聴研へ送って頂く時の送料は、お客様負担です。
修理、バージョンアップ後のご返送は、 2週間以内を目指しますが、業務内容により遅延する場合があります。予めご了承ください。修理代金を確認されたい方はご連絡下さい。
修理内容を書き込む用紙をダウンロードして頂き(エクセル2013以降が必要)、パソコン入力、印刷後、手書きどちらでも構いません。ご記入の上お送り下さい。
送り先 222-013 横浜市港北区錦が丘 11番17号 Tel=045-439-5955 (株) 傳田聴覚システム研究所(伝聴研でも可)
《ウルトラ》については上記緑字を参照↑
お陰様で完売いたしました。信じて買って下さった方はとってもラッキーだったと思います。
今から二昔前の聴覚システム開発当初、システムに適合するヘッドフォンをヨドバシカメラへ探しに足繁く通いました。親切な店員に巡り会い、徹底的に精査することができました。
高額なものは現実離れした音。安いものは音が悪い、音が分離しない。
そこで巡り会った一本のヘッドフォン。しかし安くはないが、当初の実験と聴覚システムに資金を貯めては買い足していっきました。
その後、“ハイパーリスナー”を開発したことでこのヘッドフォンを採用。
次第に“ハイパーリスナー”の数も増やしていきましたが、ついにこのヘッドフォンが製造中止になってしまいました。やむなく他のヘッドフォンを使ってしのいでいましたが、結果的に満足がいくものがありませんでした。
当初のヘッドフォンが忘れられず、メーカーに直談判。部品はまだ揃える事ができるとの事で、長い交渉の末、“ハイパーリスナー”に使うために500本製造してもらうことができました。
その伝聴研で必要なのは50本。その余分450本を《ウルトラ》に改造して一般販売に致しました。
このオリジナルUSTヘッドホン(EXH-313)は、聴覚トレーニングCDには使用できません。 聴覚トレーニングCDで使用する場合は、トレーニングセットに付属している「専用ヘッドホン」をご使用ください。