私自身童謡が好きなので、昔懐かしい曲の特集をしたいという願望は、この事業の始めから持ち続けていました。香りや音楽も含めて古い記憶は突然と蘇る事があります。これはボケ防止の効果もあることが証明されています。
その事もあり、昔を思い出せる良い童謡のCDが制作できないかと、一時は発売されている童謡のCDを何種類も聴いてみました。ところが昔のレコードをCD化したもので音質が悪かったり、編曲や演奏の質が極めて粗悪なものばかりでした。また音源使用も難しそうな気配。
それなら数は少ないが、ヨーロッパ発の童謡類を集めてみようかと、少しずつ抜き出していました。
《ブレインシンフォニー》を制作するにあたって、「自然の中のモーツァルト」のような自然音とミックスさせて懐かしく思う音楽CDを一枚制作しようかと考えました。
このCDはどなたも聞き覚えがある曲ばかりを特集しました。
「毎日聴いています」という喜びの声がたくさん届いています。
「自然の中のモーツァルト」は4枚組ですが、この「郷愁」は一枚でも販売したします。
音楽CDですので、どのような聴き方をして頂いても結構です。
※ 最後のトラックのボッケリーニ、この曲にはアカゲラの木を突く音を入れました。自然ですのでボッケリーニのリズムとアカゲラが木を叩く音のリズムがずれていきます。この絶妙な違和感。何で入らないんだろうという待ち遠しい事が半分欲求不満を呼び、何とも言えない感情を呼び起こします。聴いていると、最後のこの曲が待ち遠しくなります。
昔懐かしい曲と自然音が絶妙のバランスで郷愁を誘います。
01 ショパン : 夜想曲第2番変ホ長調O p . 9 - 2
02 ブラームス : 5つのリートOp.49 〜4. 子守歌
03 ラヴェル : 亡き王女のためのパバーヌ
04 ラフマニノフ : パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
05 フォーレ : シシリエンヌ Op.78
06 メンデルスゾーン:「夏の名残のばら」による幻想曲 Op.15
07 作曲者不詳 : グリーンスリーブス
08 メリントン : 愛の詩
09 シューベルト : 子守歌 D.498
10 ウェーバー : 魔弾の射手より J.277序曲
11 ショパン : 子供の情景Op.15より《トロイメライ》
12 S.H.ウッド : ホームスイートホーム
13 ボッケリーニ : 弦楽五重奏曲ホ長調G275 第3楽章 メヌエット
何で今さらモーツァルトなの? ⬇最下段「雑記」へ
2019年1月よりしばらくの間値下げいたします。
●朝「高原のコンサート」
目覚ましは鳥の声。爽やかなモーツアルト。高原の朝露がきらり、今日も一日新たな気分。サー頑張ろう!!
自然音(裏磐梯、富士山麓、北八ヶ岳にて収録)
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1・カッサシオン1番 ト長調 K.63より 第5楽章
2・ディヴェルティメント ニ長調K.131より 第6楽章
3・ディヴェルティメント ニ長調より K.131 第4楽章
4・フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285より 第3楽章
5・弦楽五重奏曲 第1番 変ロ長調 K.174より 第1楽章
6・協奏交響曲 変ホ長調 K.297bより 第3楽章
7・弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458「狩り」より 第1楽章
8・ピアノ協奏曲 第5番 ニ長調 K.175より 第3楽章
9・カッサシオン(セレナード1番)ニ長調 K.100より 第4楽章
●昼「セセラギのコンサート」
水の流れに乗って元気なモーツアルト、昼のひと時、食事もおいしく気分も爽快。
自然音(裏磐梯、南アルプス、にて収録)
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1・オーボエ四重奏曲へ長調 K.370より 第3楽章
2・教会ソナタ 第10番ヘ長調 K.244
3・ピアノソナタ 第16番 変ロ長調 K.570より 第3楽章
4・セレナード 第12番 K.388より3楽章
5・三つのドイツ舞曲より No.3 ハ長調 K.605
6・ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」より 第3楽章
7・ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.269より 第3楽章
8・歌劇「魔笛」より「一人のかわいい娘っ子」
9・ディヴェルティメント 変ロ長調 K.287より 第3楽章
10・ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452より 3楽章
11・ディヴェルティメント 変ロ長調 K.287より 第5楽章
●午後「森のコンサート」《気分転換》
自然の音もいろいろ。午後 リラックスのひと時。気分転換、集中力も回復。
自然音(富士山麓、八ヶ岳、南アルプス、裏磐梯にて収録)
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1・バレエ音楽「レ・プティ・リアン」より Pantomine K.299b
2・弦楽五重奏曲 第1番 変ロ長調 K.174より 第4楽章
3・ピアノ協奏曲 第6番 K.238より 第2楽章
4・カッサシオン1番 ト長調 K.63より 3楽章
5・クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」より 第3楽章
6・バレエ音楽「レ・プティ・リアン」より Gavotte K.299b
7・ディヴェルティメント ニ長調 K.131より 第5楽章
8・弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調 K.589より4楽章 04:24
9・4つのメヌエット No.1 イ長調 K.601
10・セレナード第10番 変ロ長調 K.361より Menuetto:Allegretto「グラン・パルティータ」
11・弦楽五重奏曲 第3番 ハ長調 K.515より 第4楽章
12・ディヴェルティメント ニ長調 K.131より 第3楽章
●夜「海辺のコンサート」
波の音が疲れをほぐす静かなモーツアルト。南の砂浜に横たわり、明日への活力を養う。おやすみなさい。
●夜「海辺のコンサート」
自然音(八重山諸島にて収録)
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1・モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618
2・教会ソナタ 第1番 変ホ長調 K.67
3・ピアノソナタ 第16番 変ロ長調 K.570より 第2楽章
4・弦楽五重奏曲 第1番 変ロ長調 K.174より 第2楽章
5・ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191より 2楽章
6・セレナード 第10番 変ロ長調 K.361より Adagio「グラン・パルティータ」
7・レクイエム 二短調 K.626より「ラクリモーサ」
8・ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304より 第2楽章
9・ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K.417より 第2楽章
10・ディヴェルティメント変ロ長調 K.287より 第4楽章
…伝聴研では、音響的な特性に優れているNAXOS(ナクソス)、マルコポーロというレーベルの音源を採用しています。
聴覚トレーニング後の休み期間、このナクソスのCDを聞くヘッドフォンで聴くだけでも音質が同じことから耳がトレーニングと錯覚し、処理音を聞いたのと同じ効果を得ることができますのでとてもお薦めです。もちろんステレオでもお楽しみ頂けます。
推薦版は全曲素晴らしい音質、演奏、名曲を2,500タイトルの中から抜き出しました。ご自宅でのリラックスタイムにどうぞ…♪
(合計金額が3,000円以下の場合は送料500円がかかります。)
ナクソスCD取扱一覧
♪ リラクゼーションCDリスト ~ やすらぎの音楽 ~ 【 ギター 】
【 バロック音楽 】
【 軽音楽 】
【 ジャズ 】
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上記ナクソスCD、また下記マルコポーロ共に、掲載以外のCDは発注が難しくなっています。
特注は残念ながら承れません。ご了承下さい。
以下は秘曲集〈マルコポーロ〉レーベル、
一枚2,770円(在庫限り)
秘曲集の名の通り、一般的に知られてない曲、あまり有名ではない作曲家で優れた曲を特集したシリーズです。
しかし、彷彿とした素晴らしい曲が沢山あり、トレーニングCDではこのシリーズの曲を数多く採用しています。
下記の曲は是非揃えて頂きたいCD全曲が絶品です。
8.223414 F.シュミット/《クラリネット五重奏曲》(珍しいクラリネットのための作品)
(モーツァルト、ブラームスの成功に、多くの作曲ががこの編成で名曲を残す)
8,223732 アディンセル/(イギリスの映画音楽、軽音楽の大家、親しみやすい音楽の数々)
8,223423 F.フックス/ チェロソナタ第1.2番、ファンタシースティックop,78 (こんな作曲家の名曲もあった)
8.223205 ヨハンシュトラウス,JR= ワルツ、ポルカ等、親しみやすいヨハンシュトラウスの息子の作品集
8.223471 ロコモーション・ミュージックⅠ(機関車をフューチャーした愛らしいポルカ集)
8.223401 British Light Music/FARNON(軽音楽の元祖とも呼べる軽音楽の名曲)
8.223522 British Light Music/MINIATURES(軽音楽の元祖とも呼べる軽音楽の名曲集)
8.223631 マクダウエル/どこかで聞いた懐かしさがこみ上げてくるピアノの詩人
(合計金額が3,000円以下の場合は送料500円がかかります。)
いまさら何で「モーツァルトのCD」?
・・・そうですよね。
しかし、へそ曲がり伝聴研が『モーツァルト生誕251年』を記念して発表させていただきました。(…何故251年?)
時はモーツァルト生誕250年、モーツァルトのCDが作れないかという依頼が多く、閉口していました。
というのも「モーツァルトは~~~に効果がある」という世の中の通説には辟易、安易な時流にも乗りたくないと考えていました。
こういう時期、世の中にはモーツァルトのCDが山のように出回ります。もし伝聴研も時流に乗るならば、それなりの価値のある内容でなければ気が済みません。
まず有名な曲は使いたくない。聴いても飽きない曲を。
伝聴研流のモーツァルトでなければ…。
と選曲の作業を始めました。
選曲のための時間を特別に取る事は不可能ですので、度重なる講演や出張の折、カーステレオを流しっぱなし、勿論全部聴くことはありませんが、忘れて4時間連続同じCDを流していたなどの事も。
どうりで疲れたわけだと、静穏になった車に「ああ静かっていい」などと思ったものです。
選曲後、「生誕250年としての悪乗りはしたくない」と思い、気長に構えよう、そんな思いを心の片隅に持ちながら、日々を過ごしていました。 ある春の日、いつものように自然音の録音に出ました。気に入った録音ポイントに早朝到着して録音開始。 朝日と共に気温が上がってくる高原に、車の窓を全開にして小さな音でCDをかけていました。爽やかな春の風が入ってくる。
ああ腹減ったと握り飯の朝食。風に乗ってさまざまな鳥のさえずりが聞こえてくる。コーヒーを飲みながらボーっとしていた。 鳥の声と音楽がミックスされて、まるで高原のレストランのテラスだ。私一人貸し切りの贅沢なひと時を味わった。
その時「そうだ!このようなCDが作れないものか…」と強い衝動にかられた。自然音にはたっぷり自然の波動が入っている。「癒し」としては最高のアイテム。
帰ってからいよいよ作業開始。
伝聴研が制作する自然音CDはできる限り「手を加えない」という事がポリシーですが、この時、音楽と自然音をミックスして制作するという事にした。
まず実験をしてみるとこれが意外と難しい。自然の中では耳が勝手に「鳥の声」「風」「音楽」を選んで聴いている。それらをミックスして2つのスピーカーから鳴らすと爽やかさはなくなり、自然音と音楽が相反し、自然音か音楽かどちらかが大きく邪魔になる。これを調整に次ぐ調整で、スピーカーでもヘッドホンでも心地よい状況をつくりあげるとなるとに困難を極める。
本当の意味での長期戦を覚悟して製作に突入した。一曲一曲、自然音と音楽のバランスの組み合わせの実験を行う。何曲か実験的に制作した曲を通しで聴いてみると、「おっ!」結構いけるではないか。調整・調整また調整。気持ちがどんどん乗ってくる。
鳥と音楽だけではなく、セセラギと音楽、波の音と音楽なども作ってみては、と創作意欲が湧いてきた。一枚のCDが完成を迎える度に聴いてみると、我ながら傑作と思える出来映えだ。
一般的に言えば、モーツァルトの音楽を聴き続けていると単調なために、疲れてきます。伝聴研四階サロンでは「自然の中のモーツァルト」と共に、制作したCDがお客様をお迎えています。2時間・3時間、それ以上聞いていても飽きないし疲れもしない、自画自賛の音楽CD類になった。