コロナで富士山が閉鎖されている。それならと周辺の山に行く事にした。偵察を兼ねて車で林道を入って行くと素晴らしい景色に出会った、翌日行こうとしている不動の滝登山の夜明け前に林道を入って行くとアマチュアカメラマンのカメラの放列。肩身が狭い思いでで三脚を立てて撮影。
直ぐに滝への登り口へ向かった。
山道を歩いて行くといきなり急勾配になる。
まるでアルプスを登っているかのよう。
来るんじゃなかったと後悔しきり。
到着してみたら、疲れが吹っ飛んだ!
この20年何回となく富士山麓。鳥の声、枯れ葉の舞い、虫の音、コウモリの声の録音に取り組んできた。
普段、事務所で座り放しの生活で体力は主婦よりなくなっている自分に情けなく思っていた。富士山中腹に大沢崩れという四六時中岩が落ちている所があると聞く。
スバルラインのマイカー規制が解除されるのを待って、5合目から行ってみることにした。2時間半の行程というが3時間半くらいかければ行けるかな?ダメなら引き返せばよいと、出掛ける事にしたが、10月末4回目の雪の後の事だった⋯
録音を始めて、20 年。こういう音が
録音できたら、と夢に描いていた音
◦焚き火の音・酒の発酵の音
◦枯れ葉が舞う音・落ちる音
◦稲穂がそよぐ音
この中の焚き火の音・発酵の音は6年がかりで録音ができ聴覚トレーニングや自然音CD に使う事ができた。
枯れ葉が落ちる音は二十年近く、寒い思いをしながら、機会ある毎に山に入って録音を試みてきたがことごとく失敗してきた。
しかし録音とはこんなものだ。